蒼月亭つれづれ日記

英国からの帰国、両親との死別...ひとりで生きていくことの意味を見つけたくてもがいてます...

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こわれゆく世界の中で

2007.05.01 Tue 23:24

breaking_and_entering.jpg


いつものかめちゃんと久しぶりに映画を見に行きました。「こわれゆく世界の中で」(原題:Breaking and Entering)、アンソニー・ミンゲラ監督作品、主演はジュード・ロウ、ロビン・ライト・ペン、ジュリエット・ビノシュ、なラブ・スリラー?という感じの割合社会派ドラマです。

再開発が進むロンドンのキングス・クロス。ウィルとサンディが経営する会社のオフィスに窃盗団が侵入し、コンピューターなどが盗まれてしまった。数日後にも再び盗難に見舞われたウィルは、サンディと共に夜のオフィスを見張ることに。パートナーのリヴ、彼女の娘のビーとの関係がギクシャクしていたウィルにとって、家を離れられるのは救いだった。そしてウィルはオフィスに侵入しようとした少年を発見。彼を追いかけるが……。

恋愛モノが大変苦手でめったな事では恋愛がらみの現代劇など見ない私なので、ちょっと覚悟して映画館に足を運んだのですが、思っていたよりずっと面白く見られました。ラブコメでもロマンスでもないからかな~?(笑) 

まずは全編通しての生きた現代の普通のイギリスの英語が耳に心地よかった。アメリカ映画の現代モノだと字幕(英語でも日本語でも)なしではほとんど理解不能な私ですが、さすがにイギリス英語は字幕はほとんど不要です(いや、訛りきついやつは無理ですが...)。 そして映画のしょっぱなから画面に映るキングスクロス駅に和みました(笑)

映画の内容はといえば、よくわからないと感想を述べる人も多そうです。この映画の中ではやたらめったら、メタファー(隠喩)が使われていて、一つのシーンにいろいろな意味が隠されているような作りになっているようですが、そのメタファーが理解できない部分もあって、結構考えさせられました。 映画のタイトルからして、見る前はなんのことやらわかりませんでしたが、主人公のオフィスへの侵入窃盗(まさにBreaking and entering)と、長年のカップルの間への割り込む愛だとか、主人公が本当に望んでいたパートナーと彼女の子供との絆の間に本当の意味で自分がポジションを得るために割ってはいること、など様々な意味がかけられているように思います。

平たく言ってしまえば、『多くの問題を抱えた長い付き合いのパートナー(でも結婚はしていない)同士が、問題を抱えながらお互いに向き合うことをせずに過ごしてきて、どうしようもなく問題が大きくなってしまって収拾がつかなくなっていたところに起こった様々な事件を通して、たくさん傷つき、傷つけあい、最後は本音を言い合って、確認しなおした愛と共に新たな関係を作り直して行こうとする』お話なわけです(ぜんぜん平たくないか)。

いまだわかってないメタファーの一つに「キツネ」がいるのですが...あれは何を意味しているのでしょう。見た方でわかった方いたら教えてください~(゜ρ゜) 庭を横切るキツネ、娼婦のお姉ちゃんが車に残していったキツネの襟巻き、みんな何かを示しているはずなのですが...意味不明ですヽ(`Д´)ノ 心理学なのかしら...

しかし、ジュード・ロウはこの役あまりにはまり役でした(笑) そして最後、やり直そうと明るい未来を暗示したラストシーンを見てもなお、私たちの感想は「あれ、絶対将来また浮気するよね」「うんうん、絶対めでたしめでたしじゃないね」といったものでしたよ...(笑)

そして、ジュリエット・ビノシュ。彼女は今回ムスリム系ボスニア人役でしたが、こういう無国籍な役によくフィットする顔立ちですよね~ かなり血が混じっているのでしょうか? 一応経歴を見ると父がフランス人、母がポーランド人だそうですが、きっとお父さんももっと南か東の血が混じっていたりするんでは?

この映画を見るのに前向きだった理由が一つありまして、それは私の大大大好きなレイ・ウィンストンがカメオ出演しているというのでありました。なかなか素敵な刑事さんをやっていて、楽しく見させていただきました。 でも髪型が...レイ様はハゲの方が似合うよ~~ヽ(`Д´)ノ ←あくまでハゲ好き

まぁ、そんなわけで久しぶりの映画鑑賞、まずまずのお楽しみとなりました。少なくとも同監督、ジュード・ロウ出演の過去作、コールド・マウンテンよりはまともだったと思うぞ?(ぇ
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Category:日々のたわごと  Comment:3  Trackback:0  Top

Comment

レイ・ウィンストンのセクシービーストでの黄色のビキニパンツに激しいめまいを覚えましたな、その昔。。。
あ、ちなみにこれでも好きなんです。テレビに出てたら欠かさず見るようにしているんです。信じて。

以前見たプログラムで、私はイギリス人の中のイギリス人だと信じてはばからない人(何代遡ってもイギリス人だ!という主張で)のDNAを調べてルーツを探るというのがありましたが、見事なまでにDNA的な正真正銘のイギリス人はいませんでした。ヨーロッパは必ず何かしら混ざってますよね。中にはトルコの血も混ざっている人もいて、外国人排斥運動までしていた御本人さん、愕然としてましたよ。

From:zu-tin URL 2007.05.03. Thu 03:24 [Edit]

ジュード・ロウにお目にかかるのは、例の「コールド・マウンティン」以来でして、その時の不死身さといい、今回のどっちつかずの態度といい、ますます彼が嫌いになりました(ま、役柄だから仕方ないけどね。それとも私にこう思わしめる彼の演技がすごいってこと?)。もし「ホリディ」を観たなら、印象変わってたかしら?

From:かめ URL 2007.05.03. Thu 11:20 [Edit]

>zu-tinさん
あはは。何やっても彼は素敵ですよ(ぇ
ズーチンさんが好意でおっしゃってるのは存じてます(笑

イギリス人はほんとに血が混じりまくりですよね。王室からして何人なんだかわかりませんから。

>かめちゃん
うーん、どうなんだろうね? ここは一発ホリデイも見て検証してみるってのはどうでしょうか(笑

From:あすとる URL 2007.05.03. Thu 14:27 [Edit]

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